activity policy2014-2015年度の活動方針について

国際ロータリー 2014-2015 テーマ

ロータリーに輝きをLight Up Rotary

この度、皆様の推挙を得て、前期、関口徳雄ガバナーを輩出した歴史と伝統のある浦安ロータリークラブ第34代会長を務めることになりました。大変光栄でありますとともに、身の引き締まる思いであります。

ロータリーの設立記念日は1905年2月23日ですが、その当時のアメリカはテキサスで大油田が見つかり、フォード・モーターが世界を相手にモータリゼーションを開始するなど、アメリカ経済は黎明期を迎えています。しかし、爆発的な経済の発展は著しい商道徳の荒廃を招きました。「競争に情けは無用だ」「買い手こそ注意しろ」こんな風潮がはびこり、職業倫理もなく、利益だけが最優先された時代でした。そんな過酷な競争社会の中で、心から何でも相談できる、また信頼できる友人がいたらどんなに素晴らしいことだろう、そういう発想からロータリーは生まれ、職業奉仕という概念が育っていきました。

そして現在、金融工学なる虚業が世界経済を錯乱し、政財界が既得権益にしがみつき多額の利益を上げ、一流企業といえども多くの会社がブラック企業と称されるほど、会社員に過酷な労働を強制し資本家が利益を独占する社会は、当時とあまり変わらないように思われます。

このような時代だからこそ、ロータリアンが自らの職業において、プロの職業人としての信頼獲得を常に携え、会員一人一人がロータリーの魅力を語れる「原点回帰」を目指していこうというのが、2790地区の今年度のテーマです。

今こそロータリアンは原点にたち帰り、職業奉仕の実践と理論を再構築する時期と確信します。

活動計画

12014-15年度国際ロータリーのテーマである「ロータリーに輝きを」の実践。具体的には四人組を継続して、実質1名の会員増強。ロータリーの活動を地域に知ってもらえるようなイベントを開催。
2例会を活性化。従来とは違った「夜間例会」「フォーラム例会」を取り入れる。また外部卓話を増やし充実ある例会にする。
3職業奉仕の実践と理論の再構築。職業奉仕委員会を中心に、職業奉仕について様々な角度からアプローチする。
4奉仕活動の充実。伝統あるチャリティーウォークの開催。その他、献血、キッズ柔道、キッズ剣道大会の開催など。
5親睦活動の充実。各種イベントを通じ、異業種ならではの腹蔵ない人間関係を構築する。

浦安ロータリークラブ
2014-2015年度 会長木下 一夫